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築100年を超える日本家屋を宿泊施設に改修する計画です。
既存天井を撤去・断熱補強を行い、中庭に向かって大きく開く計画としました。
地袋や背の低い建具は極力残し、繊細な障子の組子などの特徴的な建具は再利用しています。
日本建築が持つ小さなスケールの造作と、上部および平面的に拡張された空間の相互作用によって、より一層、元々の建物が持つ空間の繊細さと、大らかな開放性を体験できるのではないかと考えました。