４人家族のための住宅です。

敷地は広さにややゆとりのある新興住宅地にあり、東側には親族の住宅が建てられる予定です。
本計画では、鉄筋コンクリートの壁を敷地中央に設け、これを家族の生活の拠り所として平面を構成しました。

屋内と屋外をまたぐ高さ２メートルの壁は、外部からの視線を遮ることでプライベートな庭を生み出すと同時に、庭からリビングにかけて連続して設けることで、屋内外が一体となった広がりのある空間を生み出します。
コンクリートが持つ視覚的な力強さがその効果を強調させています。
この壁を挟んで、西側にはよりプライベートな空間を配置し、家族のプライバシーが守られるよう配慮しています。

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